深夜テンション?!

ソチオリンピックが開幕しましたね~と思っていたらあっという間に閉幕です。
寝不足だ~という方も多いのではないでしょうか?
NHKの放送も毎日朝4時までやってますから、さすがに全部見ていると身体がもちませんし、そもそも起きてられずにそのまま寝ちゃったりしますよね。しかし、どうしてオリンピックの放送は深夜帯なのでしょうか?
ソチと日本の時差は5時間あるので、しょうがないとは思いますが、それにしても高梨沙羅選手のスキージャンプはNHKのテレビ中継は2時半から4時。…ということは、現地時間でも21時半から23時です。競技する人も大変ですよね。これは、ヨーロッパやアメリカなどでのテレビ放送を考えるとこのようになってしまうのも仕方がないそうです。ヨーロッパでは、日本とは逆でソチより時間が5時間程度早くなります。ヨーロッパで夕方以降にテレビ放送をやろうとするとどうしてもソチでの時間を遅くせざるを得ない。また、アメリカでは日本の5時間よりも時差が大きく9時間から10時間程度。ソチで19時くらいに放送するとアメリカでは、深夜となってしまいます。ただ日本人は、寝不足になる一方ですよね~。
■寝不足の影響
寝不足が体に与える影響は単純に体調不良に繋がったり、思考が鈍くなって意識が朦朧(もうろう)としてくるなど、かなり辛い状態がおとずれます。免疫機能も衰えるので風邪等引きやすくなったり、目の潤いが衰えて、いきなり朝日を浴びたりすると涙が止まらなくなるので、出勤の運転中など非常に危険だったりします。こういった体調不良に繋がるであろうことは、割とみなさんは百も承知だったりすると思うのですが、精神的にも、普段の行動にも、かなり影響していることをご存じだったでしょうか?つまり、眠さや倦怠感から、極端な無感動・無気力になったり、恥ずかしい事を平気でしでかしてしまう…といった典型的な深夜テンションのことです。
■おそるべき深夜テンション!
日中行動に移せないようなことが平気で出来てしまったり、衝動的に奇行・悪行・いたずらに走ってしまったり、どうでもいいことやくだらないことがとても面白く感じられるようになってしまう傾向があります。そして冷静になってから当時のことを振り返ってみると、「あのとき自分はどうしてあそこまでエキサイトしてしまっていたのだろう」「あれのどこが面白かったのだろう」「どうしてあんなことをしてしまったんだ・・・」等と黒歴史(消し去りたい過去)を次々と生産していらっしゃる方もあるかもしれません。
■なぜ深夜にテンションが上がるのか
人間は夜間に休息をとるよう体が覚えていますが、この時間帯に無理に体を動かそうとすると自律神経のバランスが乱れ、本来なら昼間に活発になるはずの交感神経が優位になり、興奮状態に陥ってしまうそうです。また、眠気・疲労からくる判断力の低下や、心理的開放感(つまり昼・夜の区別がつかなくなっている状態)が重なり、そういった深夜の異常行動に繋がってしまうのだとか…。
■まとめ(…のようなもの)
今回調べてみて…私も実感があるかもしれないな~と回想しています。学生のころ、特に中学校のころ、かなり夜更かしをしていました。特にテスト前とか、意味もなく起きてたりしていたものでした。今でこそ思うと、学校の授業だったり、人間関係だったり、部活だったり…かなり雑に対応していました。雑…というと、手を抜いている印象があるのですが、手を抜いているわけではなく、余裕もなかったんですよね~。周りを観察したり、空気を読んだり、そういう意識がとことん欠けていたな~と今になってすごく実感できます。なるほど、あれは夜更かしが原因だったんだな~と思えば、すごく納得してしまいます。やっぱり、こうしたことが普通になってくると判断力の低下から本当にヒューマンエラーを起こし、取り返しの付かない事態を招いてしまう場合もあるかもしれません。また、もしも今現在、あなたの身近に真剣に寝不足を訴える人が居たならば、取り返しの付かないことが起きる前に何らかのフォローを考えた方が良いのかもしれません。
やっぱり、夜はちゃんと寝た方がいいんですよね~!